よいお年を 明日は平成最後の大晦日締め括りとなります。今年は自然を相手の生業の難しさ厳しさを思い知らされる一年となりました。来春「桜えび」「しらす」とも豊漁を願いながら当店では水温み陽光うららかな日まで暫く冬眠(休業)いたします。良いお年をお迎えください （2018.12.30）

終了 本日で営業を終了いたします。本来ならば今晩で秋漁の終漁日でした。今年は春漁の初日より異変は感じておりました。産卵するべき場所最後まで網を入れていけない場所に入れてしまったのではないかと懸念しておりました。結果桜えびが少しづつ獲れなくなり漁期途中で打ち切りとなりました。しかし夏の産卵時期には回復してくれるものと信じて秋漁の解禁を迎えましたが調査を繰り返しても一向に漁獲可能量の兆しが見えず桜海老漁初の「全面禁漁」となりました。一番需要な時期に皆様にお届けできなかったことが悔しくもあり残念なであり申し訳なさでいっぱいです。来春に漁ができるかはこの冬に調査を続行し資源の回復を待つしかありません。ご迷惑をおかけしながらも皆様のご厚意で終了の日を迎えられました。誠にありがとうございました。 （2018.12.24）

静岡新聞 今朝も一面に桜えびの関連記事が掲載されておりました。いろいろな見地から最終的な結論ではありませんが桜えびの産卵状況も問題がありますが海自体に栄養素が少ないのではと懸念されておりました。一昨日県の方々と役員との会議の席上で関係機関の連携が必要とも話したばかっかりでした。来春の漁にむけての会議が続きます。 （2018.12.21）

今週中 お歳暮の発送も今週で終了いたします。桜えび出漁中止となりしらす漁も終了間近になりました。本日も海にしらすの群れは無くお休みとなりました。両方の漁は3月までお休みとなります。 （2018.12.19）

感謝 今年は「生桜海老」「釜揚げ桜海老」をお歳暮用贈答品に間に合わせることができませんでした。心よりお詫び申し上げます。釜揚げしらすは美味しく出来上がっていたのですがセットによる発送が出来ずご迷惑おかけしました。しかし春漁で製造した「素干し桜海老」が有り皆様のご厚意により「素干し桜海老」「釜揚げしらす」の組み合わせに変更させていただき発送しております。我儘を聞いていただき本当に感謝しております。 （2018.12.15）

期待 解禁より昨日の中止決定までは紆余曲折の日々でした。新聞とテレビからは「桜えび不漁」の報道がなされお客様からの問い合わせにどのような説明してよいのか困り果てていました。昨日の中止決定後の役員会議の席上では来春の話になりましたが資源の回復には時間がかかる意見と海の状態ではそれなりの漁ができるのではとの話もありましたのでそちらに期待したいと思います。 （2018.12.14）

全面禁漁 本日最終の会議により残り漁期の中止を決定いたしました。 事実上の全面禁漁となってしまいました。何回も調査し出漁の機会を狙っていました残念ながら水揚げするだけの桜海老の群れが見つからなかったとの判断です。桜海老が発見されて今年で124年本格的な漁開始から100年年近く経ちますが初の禁漁ではないかと思います。今季も桜海老を楽しみにお待ちになっていただいた皆様には本当に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。 （2018.12.13）

緊急支援 県と地元銀行の協力で静岡県桜海老加工組合連合会の70社を対象に緊急支援資金の開始が発表されました。仕入れもできず苦悩する業者の経営サポートし資源回復後も加工業者が存続できるよう各金融機関の協力していただいてくださることは加工業者にとってありがたいことです。 （2018.12.12）

今後に不安 昨晩５時過ぎに調査の為出港した船が７時前に帰航してきましたが沼津沖から由比沖までは群れの反応なしとの連絡でした。大井川沖から焼津沖までの情報では芳しくないようです。春漁の主漁場の前浜の状態が今後どうなるのか心配です。結果は明後日県の水産試験場から午後２時に関係者を集めて発表があります。尚昨晩の状況は今朝のテレビや新聞にて報道されております。 （2018.12.11）

調査出漁 今晩最後の調査となる船が出港いたします。その結果は１３日に発表されます。残り数日の出漁に淡い期待と水揚げ数量によってはかってない超高値で取引されるのでないかと一抹の不安がよぎります。 （2018.12.10）

再再々調査 来週にまた資源調査が行われます。週末には結果が報告されますがそれから出漁しても漁期は一週間を残すだけとなります。 （2018.12.07）

ピンチ 今朝の地元紙の静岡新聞に同業者の切実な思いが掲載されております。この先桜えびの製造から離れていく仲間もあるのではないかと心配しております。何よりも資源回復とは思っておりますがいつになったら商業ベースに乗るだけの水揚げができるのか不安だけが先行しております。 （2018.12.03）